SUPが風で流されるスピードを緩やかにしてくれるシーアンカー(パラシュートアンカー)。使っていると時々海中で開きづらくアンカーが効かない事があります。
素早くアンカーの口が開くように私は細工をしてから海で使っています。今回は細工の方法をご紹介します。
オモリやフロートを使って対策している方もいますが、天地を気にする必要がないこの方法が気に入っています。

上の写真と同タイプのアンカーを使っている方も多いと思います。口が開きづらくなるのが難点です。

アンカーの口の周囲にあるパイピングに草刈機用のナイロンコードを通していきます。こうする事で口に「たわみ」が生じて海水をはらみやすくなります。
最初はテニスラケットのガットを通したのですが、細くて柔らかすぎてうまく口が開きませんでした。

コードが通りにくい時はコードの先端をライターなどであぶり角を丸めておくと通りやすくなります。(火の扱いには十分にご注意ください)

最初は簡単にコードがパイピングの中を進むのですが、段々窮屈になっていきます。根気よく通していきます。私は1周させるのに30分くらいかかりました。


コードが通るとアンカーの口に「たわみ」ができます 。アンカーを海中に投入した際たわみが海水をはらんで早くアンカーが開くようになります。
早くアンカーが開くと狙ったポイントに留まりやすく、釣果アップにもつながるように思います。Youtubeでも映像でご案内しています。お試しください。