黒っぽい海面

黒い海面・強風は見える!?こともある

SUPフィッシングにおける安全確保の一つに強風対策があります。強風予報の時は出艇しない、強風になる前に岸に戻るなどです。天気予報を見て出艇するか否か、何時に出艇すべきか・岸に戻るべきかを判断する事が多いですが、予報はあくまで予報、現地での海況観察から判断することも時には必要になります。

とはいえ海況の何を観察すればよいのか、わからない方も多いと思います。そこで強風の予兆の一つ「海面の色」の変化についてご紹介します。ちょうど変化が見てとれる映像が撮れましたのでYoutubeでご覧ください。

遠くの強風を察知するのに海面の色が役立つことがあります。風で海が荒れてくると海面が黒っぽく見えてきます。遠くから色の変化が見える事も多く、黒っぽい海面が近付いてきたら強風が迫ってくるサインです。


黒っぽい海面
黒っぽい海面

上の写真は先日の西湘の様子。手前の海面はスムースですが、奥の海面がザラついて黒っぽく見えます。この後10分くらいかけて黒い海面が近付いてきて、体感風速4~5m/秒の強風の中に飲み込まれました。予報より1時間ほど早く海況が悪化したので少々慌てましたが、黒っぽい海面を早めに見つけて撤収準備を開始したことで無事岸に戻れました。


SUPフィッシングは危険を伴う遊びです。ご自身の操SUP能力や天候・海況を把握して、無理のない釣行計画を立ててください。ベテランSUPアングラーと共に出艇する、ほかのSUPアングラーが多く出艇している場所から出艇するのもリスク回避につながります。

どうかご安全に!


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